なめらかに変容する未来の道具達

こんにちは、
今回はちょっと妖しく不思議な未来の道具達を2点ご紹介します。
共に現時点ではアート作品の領域ですが、 未来のプロダクトへの示唆を与えてくれるかと思います。

1作目は、紙とコンピュータを組み合わせた作品です。

◆TRANSIENCE
電子制御で色が変わるインクを使った新しい「書」の作品です。
導電性の複合素材を組み合わせた独自の発色システムにより、黒い文字達がなめらかに玉虫色へと変化します。

従来の表示ディスプレイといえばプロジェクターや液晶ディスプレイなど光を発するディスプレイが前提でした。
しかし、この発色システムのような非発光の表示ディスプレイが可能になれば、
紙や布製品などと組み合わせて、既存のアナログなプロダクトと調和した情報表示装置も可能になるかもしれません。

 

2作目は、柔らかい物質を操る技術的な試みの作品です。

◆Blob Manipulation / Blob Motility
磁力で動く磁性スライムを使った流体インターフェイスの試作です。
先端が赤い棒を魔法の杖の様に使い、磁性スライムの形や動きを操ります。
CGにおけるメタボールの様なモデリング手法や生き物の様に動くアニメーションの表現が可能になります。

このように素材レベルで電子制御が可能になれば、全く新しいタイプのプロダクトを生み出す事が出来ますので、
今後の未来の道具達の誕生が待ち遠しいです!